木工基礎講座20期生 2日目 ~ほぞ穴加工~
こんにちは指導員の大森です。
木工基礎講座20期開2日目です!
朝一に脚、貫の勝手墨を見て場所の確認。
その後、鑿(のみ)を使って、角穴にしていく作業をしました。
2日目は終日掘り仕事。
墨線通り垂直に!3次元の始まりです。
基礎講座で使う鑿の幅のサイズは、3分(約9mm)、8分(約24mm)、
1寸(約30mm)そして「底さらえ鑿」という特殊鑿です。
底さらえ鑿は、穴の中に溜まった木くずを掻き出したり、
角穴の底を仕上げる時に使う鑿です。
各自の作業台で作業開始です!
トントンと鑿を金槌で叩く音が響き渡ります。
受講生さんによって、机スタイル、いすスタイル扱い易い姿勢を模索しています。
みなさん、初めて扱う道具に戸惑いながらも、
何とか角穴に仕上がっていきます。
誰よりも早く、ザクザク済ますのではなく、
正確に、線の通りに加工が出来ているかが大事です。
教室は競争ではありません。丁寧を心がけていきたいものです。
スコヤと測り治具を使い、直角の穴に仕上がっているかを見ます。
自分のものさし(測る視点)と真実のものさしは合っていますか?
ちょこっとお話タイムと言うところで今回は木工、椅子の
種類分けを・・・
次回はホゾ穴加工の続きと、男木(差し込む側)の墨付け、
鋸による作業をしていきます。
担当 大森