木工基礎講座21期生始まりました!

こんにちは指導員の小泉です。

木工基礎講座21期。
コロナウイルスで大変な影響がありましたが、緊急事態宣言も解除され、

何とか予定通りの日程で開講の運びとなりました。

感染拡大しないように、コロナウイルス対策で密になるのを防ぐため、スペースを十分に取っています。
受講生の皆さんにも、手指消毒、マスクの着用をお願いしております。

できる限りの対策をして8日間頑張っていきましょう

開講式の後、いよいよ授業スタート!

授業のはじめは座学。作業の流れや道具、木についてのお話。

今回使う樹種は構造部材はチェリーです。

図面と完成見本を元に、木目とも相談しながら
勝手墨と言って部材の名前、位置関係を印していきます。
その後に重要な墨付け。

要するに加工するための線を引きます。

直角方向に線を引くスコヤと、平行線を引く毛引きを使います。

みなさん、初めて扱う道具に戸惑いながらも、真剣に取り組んで居られる様子。

根気のいる墨付け作業の後、いよいよ加工です。
加工はホゾ穴から。
ホゾには差し込む側の男木と、差し込まれる側の女木とありますが、
木工は基本減らす加工なので、男木から加工してしまうと、
後から穴を大きく加工してしまった場合に、修正が困難になるため、
穴加工からしていきます。
ボール盤で下穴を開けます。

鑿を使い、角穴にしていきます。
目線の位置、握り方、材料の保持などそれぞれ注意しながら・・・

と言うところで今回はこれまで。
次回はホゾ穴加工の続きをしていきます。
担当 小泉