ウッドライフ教室 スマートフォンスタンドを作ろう!2回目開催しました。

こんにちは指導員の小泉です。

ウッドライフ教室「スマートフォンスタンドを作ろう!」教室の
様子をお伝えします。
糸鋸盤を使って、楽器の形に切っていくと言う内容で、
「十字相欠き継ぎ」という組継ぎを利用して分解可能にしています。

受講された皆さん、はじめは見本と同じ出来合いのテンプレート用紙を
板に貼って、切り抜くだけと思っていたようですが、さにあらず。
楽器(バイオリンの形)の写真を見ていただきながら、
用紙にそれぞれ独自に形をデザインして、
それを糸鋸で加工するという内容です。
皆さん、授業の初めは「本当に出来るだろうか?」と、戸惑い気味でしたが
こちらで描き方のヒントを出していきますと
自ずと形になっていく物です。
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世界でたった一つの自分のデザインした楽器の形なのです。
それに合わせて、色の違う木を貼り合わせた材料を用意しました。
チェリーとウォールナットの組み合わせです。
ちょっとしたひと手間を加えておきました(^_-)
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出来上がった各自の用紙テンプレートを板に貼り
下穴をボール盤であけて、いよいよ糸鋸盤での加工です。
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今回は、糸鋸盤の種類の違いを体験していただく主旨なので、
それぞれ部材ごとに機械を変えて加工を体験していただきました。
家庭の100V電源で使える小型の卓上糸鋸盤と・・・
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年輪の里自慢の200V電源の中型糸鋸盤です。
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楽器の優美な曲線を切り抜くのは、なかなか大変だったようですが、
皆さんそれぞれ描いた姿の楽器の形に切り抜くことが出来ました!
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ペーパがけをした後に、オイル塗装をして完成です!
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限られた時間の中で、皆さんそれぞれオリジナルの楽器の姿を
デザインして、素敵なスマートフォン台が出来ました。
ここをもう少し何とかしたい、などそれぞれ思うこともあると思います。
今回の体験を元に、単なるコピーではない、
ご自身で考えて制作する際の参考になれば幸いです。
お疲れ様でした!いつまでも使ってあげてくださいね(^_^)
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担当 小泉