大工道具仕込み塾「鑿を仕込む」開催しました。
こんにちは、指導員の西です。
新品のノミを調整する教室、2回目の開催です。
今回も沢山のご応募の中から5名の方にご受講
頂きました。
さて、「ノミ」という道具ですが、
柄と刃物が一体になった大工道具の一種です。
いくつかの部分に分けて調整をしましたので
その様子をご紹介します。
ノミの柄には金属の輪っかが付いているんですが、
この「カツラ」と言われる輪っか。
適正な柄のポジションにはめないといけません。
はまりました。
少し刃研ぎについて座学も挟んで、
刃研ぎをしていきます。
砥石を濡らして、スッと、ノミを当てます。
綺麗に研げていますね~。
刃研ぎはすぐには出来ないものです、
最初は要点を押さえた刃研ぎで、切れる様に
することを優先します。
どうでしたか、最初は少し馴染みのない言葉などに、
戸惑ったかもしれませんが、調整を進めるほどに
「分かった!」「なるほどなぁ、」と、言葉が聞こえてくるのが
嬉しかったです。
これから道具の手入れをする時もあまり難しく考えすぎず、
気楽に取り組んでみて下さい、上手にしようと意気込む事より、
続けることが大切です。頑張ってみて下さい。
2日間ありがとうございました。