糸鋸教室「組み木のクリスマスオーナメント」製作の様子
こんにちは指導員の小泉です。
あっという間に11月となり、残るカレンダーもあと2枚。
カメムシが大量発生して洗濯物に付いていたり、なかなか大変ですね。
さて、組み木の組み木のクリスマスオーナメントを作る教室の様子をお伝えします。
型紙は、組み木デザイナーの小黒三郎さんの物を使用しています。
20種類のデザインがあるので、2日間かけて切り出していきました。
シナの板から無駄のないように、できるだけ型紙を寄せて貼り付けていきました。
シナの木は、糸鋸が初めての方、久しぶりでおさらいをしたい方にも加工がしやすい材料です。
糸鋸の刃は、切れ味で定評のある、梶原糸鋸刃製作所のものを使いました。
また、シナの木は木肌がおとなしく白いので、着色した時の彩りも映えます。
糸鋸の基本は、小黒さんの提唱する「しょうゆ流し」。
正しい姿勢、視点で
ゆっくりと
流れるように切り進める
肩肘に力を入れすぎないようにリラックスしながら・・・これがなかなか難しいのですけどね。(^_^;
オーナメントなので、紐を通す穴や、目玉などをそれぞれのドリル径と深さで開けます。
なるべく少ない手間で作業出来るように工程を考えていきます。
線通りに切れるよう、板材の隙間を利用して練習線を引き、切る練習をした後、いよいよ本番の切り出しです。
まずは比較的シンプルな形の物から切っていき・・・
徐々に細かいターンの多い形に挑戦していきました。
組み木のポイントは、材料を線通りにいかにスムーズにターンさせることが出来るかにかかっています。
糸鋸初級者向けとはいえ、曲線の多い組み木課題だったので、集中力が必要だったと思います。
ひとまず1日目、型紙の約半分を切りました。
次回はもう半分の型紙を切り出していき、仕上げ塗装まで。
担当 小泉