指導員の浦上です。4日目となり本講座も折り返しとなりました。
鋸、鑿で骨格の組み立てを本格的に取り組んでいきます！

前回引いたケヒキ線をよく見て鋸を入れていきます。ホゾとなる部分が残るように慎重に刃を入れていきます。
今回使用する両刃鋸には縦引き・横引きとそれぞれ木の繊維の切断方向によって使い分けます。繊維と平行に切る時は縦引き。垂直方向に切るときは横引きを使います。よく刃を見てみると形状がそれぞれの切る為に効率の良い形をしているんですね。

ケヒキ線の内か外か、刃を入れるべき場所を間違わない様にだけ注意です。鋸は力を入れて切るのではなく、力を抜いて真っ直ぐ引くことで曲がることなく綺麗に切れます。道具は少しずつ慣れていくしかないですが、道具の理屈を知っているか否かで使い方が全然変わってきます。

今回は鋸での作業がメインとなりました。次回は鑿での加工に入ります！

担当：浦上