ウッドライフ教室「焼き絵と額縁」をつくる    2日目

 こんにちは指導員の小泉です。

 ウッドライフ教室「焼き絵と額縁をつくる」教室の様子をお伝えいたします。

 前回は、焼きペンでバラの花のモチーフを体験していただきました。

2日目は、出来上がった焼き絵に、チェリー材の額縁をつくり、はめ込む作業です。

額縁を作るには、四隅の仕口をどのように加工するかが課題となりますね。

今回の内容は、四隅を45°の角度に加工する「留め切り(とめぎり)」を実践していきます。

 部材に、絵のサイズを拾い出してから、自在矩(じざいかね)という角度を自由に決められる定規で45°にセットした物と、直角を決めるスコヤを使い、線を引きます。

 糸鋸盤を使い、線に沿って切っていき、鉋で切り口を整えます。

鉋の刃の出し入れの仕方も、この時に実践していきます。

45°に当て木を固定した治具を使って正確に仕上げます。

留め加工は難しいのです・・・

組み立てをして、接着剤が乾いたらサンディングとオイル塗装で仕上げです。

金具を取り付けて絵をはめ込んで完成です!

試行錯誤しながら、モチーフの焼き絵と額縁を仕上げていきました。

焼き絵の世界に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

みなさん、お疲れ様でした!
担当 小泉