令和3年「木育活動」7/8 認定こども園ぬぬぎ

 丹波地方は前日(7月7日)特別警報が発令されていましたが、木育活動当日は雨の影響もあまりなく、園児たちも元気に登園し参加してくれました。

名前は知っているけれど、使うチャンスはほとんど無い木工具。園児の目の前でのこぎり・金づちを使い、2つの木片で立体物を作ってみました。

その立体物を見て、様々な物を想像する子どもたち。

 自分のそばにある井桁に組んだ塔。それを見ながら自分の塔を作っている子。ヒノキの棒をつまんで、そっと置く。とても集中力が必要なつみきです。

 これは木製の釣りです。薄板で作った魚も入っていますが、三角や四角の木片もたくさん入った釣り堀です。弱い磁石を使った釣り竿で釣りあげるため、コツをつかむまでが難しいようです。

 難易度の高い塔を作る2人。つみきをつまんで、力を加えないようにそっとのせる。途中で崩れても、また初めから・・・。つみヒノキの面白さを感じた子どもは時間をかけて遊びます。

 先ほどの木製の釣りとは異なるもので、イスの材料を小さく切り魚にしました。重量感のある魚のため、子どもたちは少し扱いづらいようでした。

 子どもを含め先生たちにも人気の木玉プール。プールに飛び込んでもあまり痛さを感じずに、手足を動かている子どもたち。大人は足つぼマッサージのようなイタ気持ちいい感触を味わうことができます。

  

 初めは塔がひとつ。でもみんなが集まってドームやアーチ状の壁を作ってくと、ひとつの街になっていく。想像の街はたくさんの子どもと先生の手で作られていきました。みんなが楽しむ姿は素敵ですね。

 登りがはしごになっている木製滑り台。年齢の低い子どもたちも、そのはしごに挑戦していました。先生に尋ねてみると、子どもたちが生活する部屋にもはしごを使った遊具があるので、その経験が活かされているとのことでした。