はじめての木工開催しました。
こんにちは、指導員の西です。
今回のはじめての木工は、
当館の足立館長を含め7人の受講です。
この教室は、「木工基礎講座」の練習課題を
1日にまとめた内容で、木工の基本になる
道具の扱いや加工方法を学びます。
まずは、いくつかの木工用語と加工の下書きになる
「スミ付け」の説明からです。
スミ付け、加工に取り掛かりますが、
はじめての道具や用語に戸惑いながらも、
少しずつ作業が進んでいくと、道具の機能や、
正しい使い方に皆さん感心しておられました。
材料同士に加工をし、組み合わさる部分を「仕口(しくち)」
と呼び、仕口のスミ付けには様々な道具を使います。
「毛引き」は持ち方と使う時の構え方をマスターしましょう。
ノコギリやノミといった刃物は、上手に加工をする為に
出来るだけムダな力を入れない事。
押さえつけたり、こじったりしない様にするのが
上手に加工するコツです。
カンナは、削り材を置いて少し練習削り。
全体の寸法が狂ってしまうので削り過ぎないように、
これも他の道具と同じように力いっぱいせず、
軽く支えて削ります。
接着後に仕口の強度を高めるため、4㎜の丸棒を
電動ドリルで穴をあけて、打ち込みます。
電動工具は便利ですが、慣れないうちは、
特に慎重に作業します。
教室で加工した道具用のトレーには、
ノミや筆記具が丁度収まる様になっています。
ご参加ありがとうございました!
これまで沢山の方に受講していただいた
「はじめての木工」ですが、今後も木工を
してみたい、という方々から、道具の選び方や、
購入方法を沢山の質問をいただきました。
「しっかりと道具を揃えて木工に取り組みたいけど、
道具の買い方と調整方法がよく分からない…」
そんな方に、「大工道具仕込み塾」の受講を
お勧めします。
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