木材研修会 DIYセミナー 木製額縁プランター製作と春の寄せ植え
「桃の節句」・・・・この言葉に春の香りを感じるのですが、寒さの名残を感じる日が続いている丹波の地。3月3日「木製額縁プランター製作と春の寄せ植え」をテーマに木材研修会が開催されました。この研修会は参加者がプランターを手作りし、そこに寄せ植えをして持ち帰って頂くため、「さあ、やるぞ!」という意気込みが作品の仕上がりに大きく関係します。中には開催13時30分の40分前に受付をされる方もおり、やる気を感じさせて頂きました。
実習1は「兵庫県産スギ材額縁プランターの組立て」でした。講師の上畑裕之先生は木工所を経営されながら、春日町の木工仲間と「うっどかすが」を結成し、木育活動にも取り組まれています。
実習1で配られたプランター材料は、丁寧に製材され、参加者が組み立てやすいような加工も事前に行われており、木工初心者でも作業しやすいように工夫されていました。
実習2は「プランターを使った春の寄せ植え」でした。心配していた雨も止み、研修室から外のベンチへ移動して寄せ植えを始めました。講師の田丸和美先生は、現在、但馬高原植物園に勤務され、県立のフラワーセンターや大学、専門学校で講師もされています。花と緑による癒しの空間づくりに取り組まれ、聴いているだけで花が好きになるような楽しいお話を参加者にして下さいました。しっかりとした額縁プランターへの寄せ植えは、春の花をより鮮やかにしてくれます。花の見せ方、手入れの仕方等、寄せ植えに関する様々なノウハウを参加者に伝えて下さいました。