木工基礎講座8期 4日目 ホゾ加工


こんにちは、指導員の西です。

今回は脚材以外のホゾ穴と、前回加工したホゾ穴に
入る「ホゾ」を墨付け、加工していきます。

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前回の続きのホゾ穴加工。
脚材の加工は説明しましたが、貫の長手にも
ホゾ穴はあります。今回はそちらの説明と加工から。

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脚材と同様に穴あけをボール盤で行い、ノミで
刻んで整えていきます。
貫は通しホゾと言って貫通するホゾなので、
材の両側からノミを入れます。

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ボール盤の台数に限りがあるので、ボール盤待ちの間は
脚材の加工をしてもらいました。

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通しホゾはノミが貫通してしまうので必ず捨て板を敷きましょう。

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脚材の幕板が入るホゾ穴には【小根】と呼ばれる加工が
収まる浅いホゾ穴を追加で加工します。

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ここも他のホゾ穴同様に刻んで整える…

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ホゾ穴の加工がほとんど終わったところで、
次はホゾの墨付けに入ります。

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ホゾの胴付き面(脚材に密着す木口部分)になる所に、
毛引き線を回します。この時に墨付けする材料を
間違わない様に注意です。

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木口面の墨付けは、万力に固定すると、安定して
確実な作業が出来ます。

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すべての墨線が揃っているか確認して…

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墨線の外側を鋸で切り落とします。
この時、墨線のギリギリ際を切らないと、
後でノミで整える時に仕事量が増えるので大変です。

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ホゾの厚み、幅、胴付き、の順に鋸を入れます。
小根の墨線や三方胴付きの幅方向はまだ残しましょう。

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二方胴付きと言われる貫の長手と同じ形まで鋸で
の加工が出来たところで、本日の加工は終了です。

次回は今回鋸で加工した部分をノミで仕上げ、
穴の方と合わせていきます。