木工基礎講座8期 1日目 フォトフレーム墨付け
こんにちは指導員の西です。
年明けから10日ほど、寒さが少し増した
様に感じる丹波…
年輪の里では1月10日から
木工基礎講座の8期が開講しました!
今回も沢山のご応募の中から10名の方に
ご参加いただきました。
指導は西と東浦で担当いたします。
10日間よろしくお願いします。
基礎講座では、最初に「木材と道具」と題して
ちょっとした座学を行いました。
木とはどんなものか、長所や短所、
道具とはどんなものか、構造や使い方。
木材や道具に触れる前に知っておいて
ほしい事を、お話しました。
午後からは実際に木材を加工していきます。
加工の最初は「墨付け」から。墨付けとは
加工するための下書きです。
座学で学んだ道具の使い方を復習し、
実際に使っている所を見てもらいます。
この道具は「毛引き」
最初は慣れないと思いますが
正しい姿勢と正しい持ち方で使いましょう
作業がしにくい、材料の安定が悪い場合は
万力で固定して確実に作業します。
墨付けが完了したら寸法を確認してみましょう。
墨付けが全て出来てから、やっと加工が出来ます。
「ボール盤」という卓上型のドリルでホゾと言われる
仕口の穴を加工するための深さ決めと荒取りをしていきます。
左手で材を固定し、慎重に空けていきます。
穴あけが出来れば、ノミを使って穴の形を
整えていきます。
腿の下に材を挟んで固定し、上体を捻る様にして
ノミを置き、利き手で玄翁を落とします。
穴の真ん中から木の繊維を刻む様に外側へノミを
動かします。
どうでしょう、四角く整いましたか。
ホゾ穴の荒取りが出来た所で1日目終了となります。
初日で効き慣れない言葉や、慣れない姿勢で少し疲れ
たと思います。お疲れ様でした。
次回2回目はフォトフレーム仮組から接着まで行います。