木工基礎講座8期 2日目 フォトフレームホゾ加工から接着
こんにちは指導員の西です。
木工基礎講座、2回目です。
今回はフォトフレームを接着し完成させる
事を目標に、進めていきたいと思います。
朝イチから黒板には色んな寸法とカラフルな
線が沢山並びます…
どの数字がどこの何の為の寸法か、
どの線が何の加工の為の墨線か、
ひとつずつ確認していきます。
確認した線には内と外があり、内側は残し、
外側は切り落とします。
鋸で落とす部分を良く確認してから、鋸を
入れましょう。
鋸には横挽き、縦挽きで刃が違いますので、
刃の向きに注意です。
鋸挽きが出来たら、ノミで墨線まで落としていきます。
前回同様姿勢が大切。墨線、刃裏、目線が一直線に
なる様にノミを構えます。
すると、こんな感じに。
ここからノミで少しずつ穴に入るよう調整していきます。
少しずつ削っては…
仮組みしてみます。
長手と妻手、かちっと4本組めたら接着しましょう。
作業台の上を整理して、必要な道具はあらかじめ
準備してから接着作業をしていきます。
手早くボンドを伸ばし、クランプで固定します。
ボンドが落ち着くまではサイドテーブルの材に勝手墨を
振り、墨付けの下準備をしました。
今回は最後にフレームを鉋で仕上げます。
鉋の扱いを学び、少し削りの練習を。
仕上げの手順はまず、段差を探し、凸凹が
あるところをさっと削り、段差をフラットに。
この作業を「目違払い」と言います。
最後に背板を金具で留めて完成となります。
この課題は塗装をしないので鉋仕上げ。
無事練習課題のフォトフレームが完成したので
次回からはテーブルの加工に入ります。
次回3回目ではサイドテーブルの墨付け、ホゾ穴加工
に入っていきますので、図面をお忘れなく。