木工基礎講座20期 7日目
こんにちは指導員の大森です。
木工基礎講座20期、7日目の様子をお伝えします。
7日目は、ホゾ加工仕上げと鉋がけ、そして本組みです。
仕上げていくと解らなかった事が形になって現れてきます。
最初の仕事に
形は違っていますが小学生の頃から使い続けてきた鉛筆と定規でした。
加工してみると正確にひけてたか?の答えがでてきます。
加工も垂直、平行を目視だったり治具で確認したり・・・
組んでみると答えが出ます。
間違っていたら、一つ一つ正しい答えに導いていきます。
原因を探しながら・・・
全体の答え合わせができました。
次は、組み立て前の勝手墨移動。
いよいよ、仕上げに入ってきました。
鉋掛け。
鑿に続いて鉋も難し道具です。
でも、道具は練習をして少しでも使えるようになると
うまく考えて造られてるワクワクの形です。
直線、平面、角度にRどれも理由があってその形に造られてます。
持ち方、押さえ方、力を伝える場所。
そして、動力は自分。
子供の頃のボール投げ、ボール蹴り、バッティング。
鋏にお習字の太筆と細筆の使い方と使い分け。
考えながら練習しましたよね。
一本一本、木目を見たりひきごたえを感じたりしながら
全てに鉋を当てていきます。
そして本組み。
11の部材が1つになります。
接着剤を適量ホゾやホゾ穴に塗りつけ、組んでいきます。
クランプで締め込み、はみ出た接着剤をブラシやウェスで拭い取り、
見えなくなる仕事です。
今までの仕事がこの中に確実に組み込まれています。
本組み終了です!答え合わせ・・・どんな答えが返ってきましたか?
次回はついに最終日。塗装と、座面取り付けで完成となります!
あと少しですね。
担当 大森