丹波の自然に溶け込むような音色を味わう                                               木・風・音~木の心地よさを感じる研修会(パート2)~ 終了しました

 立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていくとされていますが、よりによって前日から大雪警報が発令され開催が危ぶまれていました。しかし、出演者の皆さんは午前7時過ぎに加古川を出発し、午前9時には年輪の里に到着し、演奏会のためのリハーサルを始めてくれました。その思いが通じたのか、午前中は日が差すほどの天気で、研修会の開催を心待ちにしたお客さんたちが徐々に集まって下さいました。
第1部は「楽器と木のつながりについて」、楽器製作者の立場でのお話を聞き、第2部ではその楽器の魅力を音楽を通して感じていただきました。
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 アコースティック楽器の素朴な音の魅力はもちろん、アーティストの個性や持ち味を生かしたサウンドや表情豊かな美しいメロディーが、安らぎを与えてくれました。アンコールを含め、12曲の演奏を聴くことができました。
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研修会後に集めさせていただきました「アンケート」の一部を紹介させていただきます。

●すばらしい声楽の方の声、フルート、ポルタティフ、3つの楽器がうまくマッチしていてすばらしかった。去年演奏されていた方と同じだったのでしょうか?去年は初めてで、記憶が薄かったのですが・・・・。オルガンの音色はこの丹波の自然にとてもマッチしている様に思います。後半の曲は親しみやすい曲でした。最後に2曲ほど童謡・唱歌を入れて欲しいです。
●温かな音色でとても良かったです。
●ポルタティフオルガンの製作にあたっての情熱、また様子がうかがえた。大きなオルガンのメンテナンスの情景などを写真で詳しく説明していただいたので、よくわかりました。木の楽器の温もり、歌とのアンサンブルがマッチし、イベント・タイトルにピッタリ。1曲の長さも短めで、ちょうど良いテンポ・流れで、退屈せず良かった。
●前回も素敵でしたが、今回はバージョンアップした感じがしました。木の心地よさを気持ちよく感じました。ありがとうございました。
●楽器の音色が研修会のタイトル通りで、「木の心地よさ」を感じた。柔らかで、心がゆったりする素敵なものでした。

冷え込みが厳しく、一歩外に出るのをためらような気候の中、定員25名のところ35名の参加がありました。ご参加ありがとうございました。