糸鋸教室「組み木のこいのぼり」製作の様子
こんにちは指導員の小泉です。
4月となり、新年度がはじまり、桜の花もあっという間に終わり新緑の季節となりました。
カメムシが大量発生して洗濯物に付いていたり、なかなか大変ですね。
さて、好評をいただいている組み木のこいのぼりつくり、久しぶりの開催となります。
型紙は、組み木デザイナーの小黒三郎さんの物を使用しています。
使う材料はシナの板。
初心者が糸鋸盤で切り出すには扱いやすい材料です。
糸鋸の刃は、切れ味で定評のある、梶原糸鋸刃製作所のものを使いました。
糸鋸の基本は、小黒さんの提唱する「しょうゆ流し」。
正しい姿勢、視点で
ゆっくりと
流れるように切り進める
肩肘に力を入れすぎないようにリラックスしながら。
効率よい作業の流れを目指して取り組んでいきます。
まずは線通りに切れるよう、板材の隙間を利用して切る練習をした後、いよいよ本番の切り出しです。
まずは通しで切れる所から切っていき・・・
徐々に細かいターンの多い形に挑戦していきました。
組み木のポイントは、材料を線通りにスムーズにターンさせることです。
こいのぼりの組み木は、ボール盤作業が意外と多いです。
目の輪郭や、旗のように立てるので、棒を通す穴などですね。
糸鋸初級者向けとはいえ、曲線を切り出すには集中力が必要だったと思います。
切り出し終わって、棒に通しながら無事積めれば完成!
1日かけてゆっくりペースで組み木のこいのぼりが出来ました。
皆さんお疲れ様でした。
担当 小泉