こんにちは指導員の小泉です。

木工基礎講座２１期。
3日目は、新たに幕板と貫の材料を配り、墨付け、鋸（のこぎり）挽き加工する作業です。

材料に図面に基づいて加工線を引く作業は、組み上がったときの精度に関わってきますので、

間違っていないか慎重に進めていきます。

１日目と同じように、スコヤや毛引きを使って引いていきます。

根気と集中力のいる作業の一つです。

墨付け第一、加工第二なのです。

鋸の仕組みや扱い方を予習し、いよいよ鋸挽き作業開始！

ゴリゴリと力ずくで挽くのではなく、

刃先を軽く材に乗せてシャカシャカと挽いていきます。

本来、よく切れる鋸なら、力はさほど必要ないのです。

まずはホゾの縦側から挽いていきました。

と言うところで今回はこれまで。
次回は鋸の横挽き、そしてホゾ合わせの実習をしていきます。
担当　小泉