令和4年「木育活動」8/24 認定こども園 みこころ幼稚園(尼崎市)

今回は3名の職員が訪問しました。丹波年輪の里で木工指導員をしている職員が参加し、園児や先生を前に道具の使い方を実演しました。目や耳、鼻、指先で確認することは記憶に残りやすいと考え、訪問した各園で「木の話」をしています。

カンナ削りを見せながら、みんなにかんなくずを配り、木の種類によって異なる香りを感じてもらいます。薄いかんなくずが出てくると、驚きの声や拍手が聞こえてきます。
足湯につかるような雰囲気ですが、子どもたちは足裏でゴロゴロした感触を味わっているのでしょう。
竿を近づけると穴から飛び出てくるイモムシのおもちゃ。ただそれだけの動きですが、その動きに興味を持つ子も多いのです。
日頃、カプラという玩具で遊んでいる女の子は、この「つみヒノキ」が楽しいようでした。約1時間積み方を変えながら、手を伸ばした高さまで積み上げました。その集中力に拍手。
恐る恐るハシゴに足を掛け上っていく園児たち。足の指に力を入れながらバランスを取っています。木製すべり台は年齢に合わせた使いかたができる面白さがあります。
友だちと協力して作る塔。息を止め、塔の上につみヒノキを そっと1本のせる。集中する感覚を覚える遊びです。