ウッドライフ教室「プサルテリー」2日目
こんにちは指導員の小泉です。
ウッドライフ教室「プサルテリー」の教室の様子をお伝えいたします。
2日目は、加工、組み立てを進めて行きます。
響板の「サウンドホール」と、それにはめ込む「ロゼッタ Rosette」と呼ばれる幾何学装飾の切り抜きをしていきます。
サウンドホールとは、ギターを見ると分かると思いますが、ボディ内で共鳴した音を飛ばしやすくするための穴です。「ロゼッタ」とはゴシック建築の大聖堂の正面にある丸い形をした窓で、複雑な幾何学模様の中に、色とりどりのステンドグラスがはめ込まれ、聖堂内部から見ると、光により、とても美しい色彩が演出されています。
キリストや聖母マリアを中心に、その弟子達が周りを囲む様子をあしらった物が多いですね。
中世やバロックの頃のリュートや、ビウエラというギターのような楽器には、サウンドホールに幾何学模様のロゼッタを切り抜いたものがたくさん現存しています。
その雰囲気に近づけてみようという試みです。
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サウンドホールの切り抜き、そしてロゼッタ切り抜き。黙々と糸鋸に向かう皆さん。
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糸鋸作業の合間に、本体下部の接着を済ませます。
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養生しながらロゼッタを切り進めていきました。先ほど切り抜いたサウンドホールにはまるよう、すりあわせをしていきます。
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この日のおしまいに、先に組み立てた下部と響板を接着。箱の形になりました。
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次回に続きます。
担当 小泉