令和4年「木育活動」6/28 武庫幼稚園(尼崎市)

 梅雨明け宣言が出された6月28日、朝から30度を超える暑さの日、尼崎市立武庫幼稚園を訪問しました。4歳児と5歳児を分けて木育活動はスタートしました。その日5歳児は今年初めてのプール遊び。プールで遊んだ後、木製玩具遊びを体験しました。

 訪問先でおこなう「木の話」は子どもたちの五感に触れるよう考えながら実施しています。

・のこぎりで木を切る時、「押す・引く」では音の違いがあります。その音を聴きながら木の切れる様子を見せます。

・金づちを使った釘打ちでは、釘の頭を打つときに出る音に子どもたちは反応します。大きな音と共に釘が木材に入る様子をじっと見つめています。

・2種類の木の匂いを感じてもらいます。【ヒノキ】・【クス】 カンナを使い薄く削り、削りクズを子どもたちに渡すと、匂いを確認しています。「良い香り」「くさい」等感じ方はいろいろです。しかし【クス】については強い匂いを感じます。木によって匂いが異なり、昔から人は木の特徴を生かしながら生活に取り入れていることを伝えます。

 子どもたちの反応は次の「木の話」を考える上で力になります。

子どもの頃木で作ったおもちゃのお話と実際に作って見せます。
木のおもちゃの遊び方について、3つの約束を説明しています。
「つみひのき」をトラックに積んで、タワーを作っている子のところに運んでいます。こんなの初めて見ました。
結構、上手に釣り上げていました。
椅子も借りてきて、集中して積み上げました。

   

園児たちは、それぞれ自分の創造力を活かし、木のおもちゃで遊んでくれました。