令和3年「木育活動」 6/21 認定こども園さちよ

 6月21日から25日までの貸し出しを申請した「さちよ」。木製玩具の使い方や木の話を準備して訪問しました。

0歳児から5歳児97名が生活する園舎はとてもゆったりしていました。山の麓に位置するこども園で自然を感じながら園児たちは生活しているようです。

3・4・5歳は はじめに「木の話」をききました。

これは「木製滑り台」です。大型の滑り台ではありませんが、はしごを登りデコボコ板の上をバランス取りながら進む感じが楽しいようです。

この「木玉プール」も園児たちのお気に入り玩具です。

先生たちも一緒に入りながら、点で触れる木玉の感触を味わっていました。プールの中で寝転ぶ子や勢いを付けて飛び込む子・・・・楽しそうに遊んでいました。

「切り株からイモムシ」のおもちゃです。

「磁石のついた棒を切り株の穴に近づけると、イモムシが棒に飛びついてくる」といった簡単なおもちゃですが、2.3歳の園児には好評です。こどもたちはいろいろな遊び方を発見していきます。大人が遊び方を教えるのではなく、子どもが遊びを発見することが大切だと思います。

5歳児が利用する時は はしごの位置を渡り板の位置に変えてみました。足の裏で棒を感じながら、体のバランスを取る。はじめはこわごわ渡っている子も、1度渡りきってしまうと自信が出て、再チャレンジをします。遊びの中で自信を育てる子どもたち。

ヒノキの角棒を井桁に組み、どんどん積み上げていく遊びです。2mほどの高さになったところで終了時間になりました。せっかく積み上げた塔。この後、塔の周りに全員集まり、製作者が床に近い1本を引き抜くと、耐える間もなくつぶれてしまいました。